ナースとOLの違い | ナースの恋人との12ヶ月

ナースとOLの違い

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ぼくの彼女はナース。しかも年上。8つ上。
「姉さん女房」ならぬ、「姉さんナース」だ。

珍しく真面目に仕事の話をした。
普段22時くらいまでマイペースで走る中距離ランナーと
17時まで人の命を預かりながらダッシュする彼女。
生き方が全然違うってことに気づいた。
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やっと秋らしくなってきて、と思ったら急に寒くなって

彼女がちょっと体調を崩し気味だったので、

いつもより少し早めに仕事を切り上げて帰った。


普段だったら帰って、シャワー浴びて、テレビ見て、(することをして)、寝る、

と言う感じなんだけど、昨日はビール飲みながら仕事について少し語った。


サラリーマンをやったことがない彼女は深夜まで残業する、ということが

どうしても理解できないようだ。

「そんなにすることがあるの?」「ダラダラやってんじゃないの?」

ちょっとカチンと来る言葉だ。

こっちはこっちで大変なんだよ!上司の小言に付き合わなきゃいけないし、

新卒の女の子は書面が口語だしよ!

と言っても始まらないので、あまり言わないようにしている。


反対にぼくは彼女達の仕事現場を見てみたい。

一般企業と同じように窓際族はいるのか?

ほぼ女性比率100%のナースステーションはOLの給湯室以上なのか?

非常に興味があるところだ。


いい機会だったので、聞いてみた。

返ってきた答えはちょっと予想外だった。

まず、「窓際」。ほとんどいないらしい。

ハードな職場なので、窓際になっている暇もない。

またOLの世界でよくありそうな「お局」「女の戦い」も思ったより少ないって。

個人個人がプライドを持って生死と向き合って仕事をしているので、

くだらないことは気にならない、そんなことしている場合じゃない、と言う意識だ。


カチンときて半分喧嘩腰で聞いたんだけど、なんか彼女の返事の向こうに

彼女自身の生き方が見えた気がして、少し圧倒された。

今はそんな半分驚き、半分尊敬の感情を持ちつつ、ブログ更新中。


当の彼女はさっきシャワー上がりに裸のままビールを飲んでいたけど、

そういえばもう静かになったな。どうやらソファーで寝てしまっているようだ。